1999年創業、不動産業者様・大家様・近隣住民の皆様の味方・セキュリティの総合店舗
板橋区の鍵屋 鍵交換・修理・合鍵
(有)CUBロックサービス
東京都板橋区仲町17-1 東武東上線 大山駅・中板橋駅から8分(黄色の家が目印です)
お気軽にお問合せください
通常営業時間 | 10~18時(水曜日11時15分~18時) ※時間外もご相談ください |
---|
ご来店の際には事前にお電話していただけるとスムーズです。出張中の事があります。
年配の女性から「泥棒に入られた、新しく鍵を付けて欲しい!」と連絡がありすぐ伺いました。
板橋区の木造2階建てで、インターホンを鳴らしても返事がなかったので、電話をかけてみました。
10回以上コール音がしてから繋がり、ご自宅まで到着したことを伝えました。更に3~4分後ようやく玄関扉が開きました。室内を見てビックリしました。
なぜならそのご自宅はゴミ屋敷だったのです。
室内どころか玄関の中にも入れません。物で溢れて床は見えず、床から1m以上はある高さの物の上を這って家主の女性が出てきました。玄関扉が開くまであれだけ時間が掛かった理由が分かりました。しかも困ったことに1回玄関扉を開けたら物が崩れてきてもう扉は閉まりません。
既存の鍵(主錠)交換も考えましたが、これだけ物が沢山あると、キーが室内で見つけにくい事と新たに補助錠を取り付ける方が安価だったので、その女性と相談し、暗証番号で施解錠する鍵(キーレックス)を採用しました。
それから3日後の夜中2時頃、その女性から連絡がありました。
「(既存の主錠の)鍵が見つからない!」と仰いました。その時は、新たに付けたキーレックスで十分防犯性はあります。と納得していただきました。
更に数日後の夕方に連絡がありました。
「仏壇の側にあった写真が見つからない、盗まれたかも!」と仰いました。お話を伺ったとき、正直盗まれたのではなく、見つからないだけだと思いました。
なぜなら、これだけ物で溢れかえっている状態で見つけるのは至難の業だと思ったからです。
再び数日後の朝5時頃
「トイレにあった手鏡が無い、盗まれた!」と仰いました。この時、きっとこの方は、寂しいのかもしれない、話を聞いて欲しいのかもしれない。と思い、全部思いを聞こうと思いました。
20分ほど聞いた後にその女性に言われたことを今も覚えています。
「貴方のことは信用できます。ありがとう」
この時以来、お客様の要望は何処にあるのかを考えながら仕事をするようになりました。
あれから10年経ちますが、その女性からは1度も連絡はありません。
板橋区弥生町
近所の戸建て住宅に住む夫婦から、「隣の家に泥棒に入ったから心配で寝られない。ウチも見てくれないか」という依頼がありました。
戸建て住宅は、窓から侵入されることが多い為、侵入出来ない小窓などを除き、1階と2階を含めた計7ケ所の窓冊子に防犯対策として、鍵付きファスナーロックを取り付けました。
この商品には注意点があります。火災など緊急時に外出しなければならない時に、玄関や勝手口から出られない場合、この商品を使用していると、室内からでも鍵で開錠しないと窓が開きません。そのような緊急事態には、焦っている事も考えると、鍵を何処に保管するかを家族で共有する必要があります。
同時に、窓にガラス振動アラーム(窓を割る位の衝撃で大音量のアラームが鳴る商品)を付けました。この商品には、室外から防犯対策をしていると分かるシール(分かり易い英語で表記してあるものが多い)がついている為、防犯対策に有効です。
狙われないことが1番です。
他にも、防犯カメラ、防犯フィルム、近づくと点くセンサーライト、家の周りに敷く砂利(歩くと音の鳴る)なども効果的です。
対策をした約1か月後、その夫婦から連絡がありました。
話によると、夜中3時頃、なんだか眩しくて目が覚めたご主人が、寝室から窓越しに外を見ると、誰かがライトであちこち照らしているのが分かったようです。
しばらく怖くてじっとしていたら、明かりが消えて無事被害も無かったようです。
きっと、取り付けた振動アラームのシールを見たのでしょう。
その日の朝方、ご主人から「望月さんは命の恩人です」と有り難いお言葉を頂きました。
板橋区蓮根
マンションのベランダで、母親が洗濯物を干している間に、子供がガラス戸を閉めて、クレセントを施錠するという事がおきました。
子供に戸を開けるよう声をかけても理解できる年齢ではありません。この時は、たまたま母親が携帯電話を持ってベランダに出ていたので、弊社に連絡が出来、その部屋に駆け付けることが出来ました。
玄関の鍵を開錠して部屋に入ると、泣きじゃくっている子供と、ベランダに締め出されている母親がいました。クレセントを開錠し、無事母親を救出です。
もし、携帯電話を持っていなかったら、更に、大変な事態でした。
再度、起きるかもしれない事なので、対策とアドバイスをさせていただきました。
ある日の夕方、「武南警察です」と電話がありました。
要件を聞くと、「CUBロックサービスさんの近くで私どもが追っている容疑者の部屋があり、明日朝、確保しに行くので、容疑者が素直に玄関扉を開けないようなら、開けていただきたい。」との内容でした。
この場合、住所やどんな鍵が付いているかなどの情報がないので、大変で緊張しますが引き受けました。
翌朝6時に連絡があり、待ち合わせの駐車場の住所だけを聞き、待ち合わせ時間7時に到着しました。
そこには、20人程の警官と私服警官と通訳がいました。この件のリーダーの方と簡単な挨拶をして、早速現場に向かいました。
あるマンションの2階に警官が配置につき、1人の警官が、インターホンを押し、「〇〇さん おはようございます」と言いドアをノックしました。
返事がなく、次に通訳の方が外国語で話しかけました。
それでも返事がありません。
そして、ついに「鍵屋さんお願いします。」と言われ、番が回ってきました。
正直、番が回ってこなければ良いのにと思っていました。なぜなら、いくら警官に「私共が、守ります!」と言ってくれても、扉の前で、開錠をするのは私だから。凶器や拳銃を使われたら、ひとたまりもありません。
など最悪な事も頭によぎり、冬なのに変な汗が出ます。
何とか開錠し、扉を開けると同時に、数人の警察官が部屋に駆け込んでいきました。警察官って体を張っていますね、凄いです。特に1人目の方。
3人のアジア系の男女が、連行されていきました。